【自虐史観を植え付ける「東京書籍」の小学校歴史教科書】

 

 

【自虐史観を植え付ける「東京書籍」の小学校歴史教科書】

従軍慰安婦と記述した教科書やこんな教科書を文科省が検定で合格させるようでは、いつまで経っても安倍総理が標榜する自虐史観からの脱却など出来る訳がない!!

徴用工や日韓併合、創氏改名に関する記述など まるで韓国が捏造し主張する歴史を文章にまとめたような写真の教科書が教科書検定で合格し小学校の歴史の授業で使われている。

それだけでなく『今年の中学の歴史教科書検定では数年ぶりに従軍慰安婦と記述した山川出版の教科書が合格』した一方で、『つくる会の藤岡信勝氏らが執筆した自由社と竹田恒泰氏らが執筆した令和書籍の保守系教科書が一発不合格』になるなど文科省は再び子供達に自虐史観を植え付けたいようだ!!

「従軍慰安婦」の呼称復活 中学校教科書検定 自虐色強まる傾向も産経新聞

【新しい歴史教科書をつくる会・藤岡 信勝 副会長の投稿から頂きました。】

 

 

歴史教科書・一発不合格

 

 

●「歴史教科書・一発不合格」って、文科省が赤く染まっていたわけ?
(宮崎正弘氏の書評)

 日本最大のメルマガ「宮崎正弘の国際情勢解題」令和2年(2020)6月10日(水曜日)通巻第6529号に掲載された『検定不合格 新しい歴史教科書(中学社会)』(自由社)の書評を転載させていただきます。

お褒めにあずかった部分こそがまさに検定で執拗に攻撃された箇所でもあります。

こういう教科書が通ることを絶対に阻止するために、デタラメな検定意見の水増しをおこなったのです。(以下、転載)

 【自由社版の中国歴史教科書が文科省の検定で、不合格となった。

その市販本である。
 しかし、いったい何が不合格の理由だったか?
 大きくは次の項目だという。

 仁徳天皇陵は天皇が「祭られている」としたところ、「葬られている」に直せ、聖徳太子は「厩戸王子」だけで宜しい、「通州事件」を記載することは「侵略」印象を損ねる?

こうした理由は外国の基準なのか、検定官には祖国への「愛国」という精神はどこにもないではないか。

 ならば、合格した教科書に問題がないのか、と言えば、問題だらけである

日本神話を軽視もしくは無視 東京書籍、教育出版、日本文教出版、山川出版。
秀吉の朝鮮出兵は「侵略」  東京書籍、教育出版、日本文教出版、山川出版。
徴用工・慰安婦は強制連行  東京書籍、日本文教出版、山川出版。
南京虐殺は「あった」    東京書籍、日本文教出版、帝国書院、山川出版。
日本の歴史は差別の歴史   帝国書院、東京書籍、日本文教出版。

 そもそも世界の常識的な歴史教科書は、自国の歴史に誇りがもてるように愛国心がしっかりと培養される工夫がされ、自国を好きになる物語、解釈がなされる。

英雄が物語の基軸にある。

戦前の国史教科書をかつてこの欄で紹介したが、まさにそうだった。

 不合格の烙印を文科省の左翼検定官がなしたが、自由社版には次のような特色が顕著にある。

すなわち他社の教科書とは異なって、日本の歴史を誇りとできるような記述が多いのである。

 神武天皇以前、縄文時代の平和を明記しており、縄文土器16000年前を明示した。

年代の古さを従来の教科書は曖昧としてきた。

日本文明が未熟で未開だという印象を植え付けようとしてきたのだ。

 縄文時代はこう表現されている。

 「一万年あまり続いた縄文時代は、自然との共生、人と人との和をもとにした、持続可能な安定した社会をつくっていました。

この時代に日本人の穏やかな性格と日本文明の基礎が育まれたと考えられます」
(31p)。
さらに神話にページを多く割いた自由社版は弥生時代からの戦争を区別しており、神武天皇はたしかに実在したことを教えている。

また白村江に関してもこういう書き方だ。

「半島南部が唐の支配下に入ることは、日本にとっても脅威でした。

百済は、国を再興するための救援を、朝廷に求めました。

日本と三百年の親交がある百済を助けるため、大和朝廷は多くの兵と物資を百済に送りました」(50p)
魏志が日本を「倭」と蔑称したことに関しても、自由社版はこう言う。

「『倭』という漢字は「ゆだね従う」「背が曲がって低い」などの意味をもち、どう見ても立派な国名とはいえません」(52p)。

遣唐使廃止は客観的にのべ、建武の中興も『建武の新政(建武の中興)』という表現になっている。

二宮尊徳、石田梅岩の復活があり、八田與一や三島由紀夫が登場している。

秀吉の朝鮮出兵は侵略ではないことも客観的に記述し、たとえばキリスト教の侵略を未然に予防する目的があり、東アジアの国際秩序建設だったと従来の「侵略」説に疑問附を投げかけている。

また近代国家の礎として五箇条の御誓文を明示していることは意義が深い。

【新しい歴史教科書をつくる会・藤岡 信勝 副会長の投稿から頂きました。】

 

 

『新しい公民教科書』の検定は、既に検閲化している。

-文部科学省

 

 

文科省教科書検定。

『新しい公民教科書』の検定は、既に検閲化している。

文科省調査官の思想汚染がいかに進んでいるか、さらに窺い知ることが出来ます。

 これが、検閲だとすると野党が大騒ぎし、マスコミが騒ぎ、ワイドショーが騒ぐのであるが、おかしな事に3者共だんまりだ!

このことを見てもこの3者が裏で繋がっているのが分かる。

小山ブログを要約しシリーズでお伝えしています。
その9
集団安全保障、集団的自衛権、個別的自衛権

 国際社会を競争社会と捉える『新しい公民教科書』は、国際社会における軍事の問題を重視する。

そこで、単元64「安全保障への努力と日本」などの中で、国連による集団安全保障の仕組みを説明し、集団安全保障を支える多国籍軍とPKO部隊の区別を説明し、PKO協力法の説明を行った。

これは、公民教科書史上初めてのことである。

 また、単元65「自衛隊と日米安全保障条約」では、主権国家による集団的自衛権及び個別的自衛権の説明を行った。

わが国特有の限定的行使の許される集団的自衛権という出鱈目な概念と別に、『新しい公民教書』は、公民教科書史上初めて普遍的な集団的自衛権の概念説明を行った。

〈ミニ知識 集団的自衛権〉全体を引用しよう。

 集団的自衛権は、個別的自衛権とともに国連憲章で認められている。

自国と密接な関係にある他の国家が武力攻撃を受 けた場合に、 自国が直接攻撃されていなくても、共同で防衛を行う国際法上の権 利のことである。

いかなる国も保有している権利である。
―――――――――――――――――――――――
国際連合憲章第51条 この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発 生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必 要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害 するものではない。

【澤井コンサルタント事務所 代表・澤井 直明 先生の投稿から頂きました。】

 

 

 

「新しい公民教科書」文科省検定の「見える化」-8

新しい公民教科書』の画期性とは何か―お花畑世界観打破のため、国際社会の仕組みを説明した。「国際社会は競争社会」
文科省検定の「見える化」です。
ここからも文科省調査官の思想汚染がいかに進んでいるか、さらに窺い知ることが出来ます。小山ブログを要約しシリーズでお伝えしています。

その8:学習指導要領に従えば、国益を無視し、国際協調だけを重視するお花畑世界観にならざるを得ない。
以下引用
 国家の思想の再建を目指す『新しい公民教科書』は、国際協調の必要性を説くとともに、国際社会が競争社会でもあることを明確化した。
単元59「国際協調と国際政治」では、「国益の追求と外交」の小見出しの下、現行版と同じく次のように記した。
 国際社会では、主権国家は相互に自国の国益を追求し、国の存続と発展を目指す権利を認めあっています。
この権利に基づき各国が、自国の国益の実現を目指しながら、他国の国益とのあいだで調整しあう営みを国際政治といい、通常、外交とよばれます。
外交は話し合いで行われますが、その背後ではしばしば軍事力や経済力などの力(パワー)が外交手段として用いられています。

 あまりにも当たり前のことである。
だが、戦後の公民教科書の多くは書いてこなかった。

現行版でみても、「国益」という言葉を使うのは自由社と育鵬社だけである。

何しろ、学習指導要領は「国際協調」を重視するが、「国益」という言葉を使っていない。

指導要領に従えば、国益を無視し、国際協調だけを重視するお花畑世界観にならざるを得ないのである。

【澤井コンサルタント事務所 代表・澤井 直明 先生の投稿から頂きました。】

文科省「不正検定」糾弾緊急集会開催

 

 

6月25日文科省「不正検定」糾弾緊急集会開催 予約受付開始!

 昨日の参議院文教科学委員会で、松沢成文議員(維新)が教科書検定問題について質問した。
①3月10日の答弁で「検定期間中」を理由に答弁しなかったが、その後精査しどんな結論を得たか、
②一方の当事者である自由社の執筆者からの聞き取りをしたか、という二つの質問に対し、萩生田文科大臣は、
①「手続き的観点から調べたが、不正はなかった」、
②「文科大臣が個別の教科書発行者と会うことはしない」と答えた。

①の「手続き的観点から」の精査とは、例えば、「検定審議会を経ずに文科大臣に提出した」などのことを指すのだろうが、そんなことは誰も問題にしていない。

松沢議員は「古墳に祀る」などの検定意見の具体例をあげて「不正」だと思わないか、という質問をしたので、手続きの瑕疵など何も訊いていない。

文科大臣がすべき「精査」とは、上記の経過から明らかなように、検定意見についての内容上の判断である。

それは専門家が判断することだ、などと言って検定意見の内容上の判断を回避するのは、卑怯なスリカエである。

この判断に専門性など必要ない。普通の常識があればよいのである。

文科大臣は答弁で、自分には一般国民が持っているほどの常識もないということを告白したようなものである。

その時点で文科大臣失格である。

②にいたっては、教科書執筆者と面会すれば自分が論破されることを百も承知で逃げているに過ぎない。

自信があるなら、堂々とわれわれを説得すればいいのである。

これで萩生田氏の魂胆は見えた。

検定意見が不当なものであることを内心認めながら、文科官僚の安倍政権に対するクーデターに屈して、クーデター勢力のいいなりになることによって自己保身を計ろうとしたのである。
これでは11日を期限とするわれわれの公開質問状への誠実な回答は期待できない。

最悪の場合、回答拒否もあり得る。

 こうなったら、残念ながら萩生田文科大臣とは全面対決するしかないかもしれない。

われわれはかねてから、こういう展開もあり得ると予想して、今月25日に緊急集会を予定していた。
今こそ、その企画を告知し、参加者の募集を開始したい。
詳細は下記のチラシをご覧頂きたいが、歴史のみならず、公民教科書の検定プロセスについても、教科書調査官の横暴と赤裸々な不正の実態が語られる。

 コロナ禍の影響で、憲政記念館から入場者は96名までと限定されている。

登壇者・関係者を入れると、実質の入場者数はさらに少なくなる。

溢れた申込者はウェイティング・リストに載せる。

キャンセルする際は必ずご連絡をいただきたい。

なお、集会の様子は、同時中継される。

【新しい歴史教科書をつくる会・藤岡 信勝 副会長の投稿から頂きました。】

 

 

「教科書検定 見えた反日売国奴の策略」

-不正検定事件

 

 

「教科書検定 見えた左派の根」(阿比留瑠比氏)

2月21日に「つくる会」が文科省で記者会見して以来、文科省による「不正検定」問題は様々な波紋をよんでいますが、この間現れた論説の中で最も重要なものは、2月27日付けの産経新聞に掲載された、阿比留瑠比・産経新聞論説委員兼政治部編集委員の上記表題の文章です。

教科書問題や歴史認識問題などで自民党の若手議員が結集したことが一つの基盤となって成立した安倍政権下で、このような事態が生じたことの驚きと、政官関係の異変について問題を提示している点で、教科書検定問題の最も重要な核心に迫っています。

以下に転載します。

■阿比留瑠比「極言御免」より

「何でもあり」の政界を長く眺めていると、大抵のことは驚かなくなるが、今回の事件には衝撃を受けた。

来年度採択の中学校の教科書検定をめぐり、「新しい歴史教科書をつくる会」(高池勝彦会長)が推進する教科書(自由社)が不合格になった件である。

若手議員の頃から教科書正常化運動の牽引(けんいん)役となってきた安部晋三政権下で、しかも運動に率先して携わってきた自民党の萩生田光一氏が文部科学相を務めているこの時期に、その流れに真っ向から逆行するようなことが起きたのである。 

◇調査官意見こそ欠陥

改めて、文科省の抱える闇の存在を意識せざるを得ない。

平成6年に自民、社会、さきがけの3党による自社さ政権ができて以降、文科省(当時は文部省)は日教組となれ合い続けてきたとはいえ、今回のような露骨な「つくる会」教科書つぶしが行われるとは・・・。

 「つくる会」の藤岡信勝副会長は指摘する。

「これはむちゃくちゃな不正行為だ。

あらかじめ自由社の教科書を落とすことを決めて、欠陥を探すというより、でっちあげている」

確かに、文科省の教科書調査官が示した「欠陥箇所」には納得がいかないものが多い。

詳細は本紙で既報(22日付朝刊など)なので省くが、例えば仁徳天皇が「世界一の古墳に祀(まつ)られているという表記が生徒が誤解するおそれのある表現とされ、「葬られている」が正しいとする調査官の意見はどうだろうか。

実際に仁徳天皇陵古墳(大家古墳・大阪府)では現在も皇室祭祀(さいし)が行われている上、藤岡氏によると、仁徳天皇が確かに同古墳に埋葬されているかどうかは考古学的に確定していない。

むしろ、調査官の意見の方に欠陥があるといえるのではないか。

前回の検定で合格した記述が、欠陥とされたケースもあり、つくる会側が調査官の「底知れぬ悪意を感じる」と述べるのももっともだろう。 

◇平成12年の工作事件

筆者は、この教科書調査官による不合格工作報道を読んで、平成12年にあった類似するケースを連想した。

「つくる会」のメンバーが執筆者に含まれた中学歴史教科書について、文部省の教科用図書検定調査審議会委員を務める野田英二郎元駐インド大使が不合格とするよう多数派工作を行っていた事件である。

外務省チャイナスクール(中国語研修組)出身の野田氏が、他の委員9人に手紙や電話で不合格を働きかけていたことが発覚し、野田氏は「審議の公正を損ないかねない」として教科書価格決定小委員会に異動させられたのだった。

野田氏は日中友好会館副会長を務めており、過去に日米安全保障条約について「冷戦時代の遺物」と述べたり、北朝鮮による拉致問題に関し「(日本政府は)北朝鮮に対して拉致疑惑を強調しすぎている」と主張したりした人物だった。

そして藤岡氏によると、現在の教科書調査官の中には毛沢東思想の研究者も含まれているという。

安倍首相は第1次政権の発足前、周囲にこんなことを語っていた。

「左派勢力は、自分たちの思想をオブラートに包み隠して政府の審議会などに委員となって潜り込み、自分たちの考えを政策に反映させている。

それに対し保守勢力は、正面から意見、主張をぶつけてはつぶされている」

だが、今回の検定結果は皮肉にも、それを承知しているはずの安倍政権下でも、左派勢力がしぶとくあちこちに根を張り巡らせていることをまざまざと見せつけた。 

(産経新聞論説委員兼政治部編集委員)

【新しい歴史教科書をつくる会・藤岡 信勝 副会長の投稿から頂きました。】

 

 

文科省の教科書不正検定について何度でも書きたい!

不正検定

 

 

文科省の教科書不正検定について何度でも書きたい!

今回の自由社の歴史教科書に関する文科省の政権に対するクーデターを許すことは出来ない。

国の道を誤るものだ!

大いに拡散して頂きたい!

戦後GHQによって完全に近い程、歪められた日本の教育空間。

よりによって、その教育再生を目指しコンビを組んできた、安倍首相と萩生田文科相大臣を狙い撃ちにしたのが、今回のクーデターだと判断せざるを得ない。

この文科省の動きは、国民にとって看過できないものである。

教育のやり方一つで、国は発展もするが、崩壊もしてしまう。

明治の教育勅語一つで国民が崩れかかった規律を取り戻し、日本が、世界に観たる国へと発展できたことを歴史は証明しているし、誰もが認めざるを得ないものである。

教育は、コインの裏表でもある。当然のことながら、お天道様が見ているという日出る国の古代からの「公け重視」の教育は、子供たちを間違いなく人としての高みに導くが、隣国に蔓延するような、オレガオレガの世界、自分だけが良ければ後は構わない「私重視」と言う真逆の教育は、当然のことながら子供達を低きに導く。

どちらが、良いかは、今のコロナ騒ぎを見てもわかるし、自明の理であろう。

その論に立って考えると、文科省の中に巣くう「私重視」の思想で染まった調査官が、「 嘘で固めた歴史を国民に教え、且つ私重視をする」隣国の意向に沿った教科書を合格させているのである。

故に日本の良い所である「公け重視」が蝕まれていくのである。

また、見方を変えると、我々の血税を使って、小さな自由社と言う教科書会社を潰すという構図も見えてくる。

教育行政の上に立ち、教科書検定と言う崇高な役目を持たねばならぬ、文科省の調査官や審議会は、4年前にとんでもない検定基準をつくり、一教科書会社を葬り去ったのだ。

それだけ、高みに立って検定基準をつくる人たちであるならば、彼らに一点の曇りも、一件の検定の間違いも許されない、そうでなければ間尺に合わない。

既に報じられてご存じと思うが、自由社の欠陥箇所405件の内「生徒が理解しがたい・生徒が誤解する」が、292件72%を占めている。

これらは、隣国の意向を汲んだ調査官にとって、いくらでも欠陥箇所を「積みが上げ」られる魔法の手口なのだ。

まさに「罪み上げ」である。

今、縁あってこの分析しているが、とんでもない事が露見してきた。

前回合格した箇所、又は、修正して合格した箇所も今回は不合格(自己否定)。

他社の教科書のある記述は合格しているが、自由社の記述は不合格、新しく追加したものは、ことごとく不合格等々。

日本の危機なので敢えて書くが、一件の検定の間違いも許されないのだが、あろうことか二百件に届く勢いだ。

なお、この中には、双方で真摯に確認・調整しなければならない意味不明のものの多く含まれるのだが、文科省が一方的にそれを拒否している。

明らかにやり過ぎなのである。

公務員法に照らして見ても公平性を欠くし、法を犯していると言わざるを得ない。

公開討論会を求めているが、まだ、開かれる気配はない!

そのために、日本人として我々の怒りは消えることはない。

この文科省の不正検定に関して、4月28日に産経新聞に意見広告を出させていただきました。

寄付者のお名前も掲載されます。

コロナ騒ぎで大変な時期でもあり大変恐縮ではございますが、日本を救う思いをお持ちいただいて、ご寄付をお願い致します。力になります。

郵便振替口座[記号番号]00100-9-731588[口座名義]文科省「不正

【新しい歴史教科書をつくる会・藤岡 信勝 副会長の投稿から頂きました。】

 

 

【検定制度の起爆剤に!】

 

 

松沢成文参議院議員(維新の会)の『教科書抹殺』の書評が、産経新聞に出ていた。

真実をついている優れた書評である。

【検定制度の起爆剤に!】

【中学校の教科書検定で、「新しい歴史教科書をつくる会」が進める自由社の教科書に405カ所の欠陥があったとして、一発不合格になった。

だが、欠陥があるのはむしろ、現行の検定制度の方ではないか。

 それを気付かせてくれるのが本書だ。

405カ所の指摘のうち7割以上は「誤解するおそれのある表現」、あるいは「理解し難い表現」という、教科書調査官らの主観的判断である。

本書ではこのうち100カ所について、教科書調査官らの指摘事由と、つくる会側の反論をのせているが、坂本龍馬の功績をも否定するような指摘など、それこそ「理解し難い」事由が多いことに読者は驚くだろう。

 私は検定結果の公表前、3月10日の参議院文教科学委員会でこの問題を取り上げ、幾つかの記述についてなぜ欠陥なのかを問いただした。

ところが大臣も文科省幹部も「現時点では中身のコメントは差し控えさせていただきます」と繰り返すだけだった。

検定結果が公表された今、少なくとも本書の100カ所の反論に、文科省は誠実に答える必要がある。

 そして、情報公開が不十分な現行の検定制度を、抜本的に見直す必要があろう。

 本書が詳述するように、以前の制度は、修正しないと認めない「修正意見」と改善点をアドバイスする「改善意見」に分かれていた。

それを「検定意見」に一本化し、全て欠陥とカウントして一定数以上を不合格とするのが現行制度だ。

これだと執筆者が萎縮し、検定というより検閲になってしまう。

 そこで「一発不合格制度を廃止せよ」と、本書は説く。同感だ。

以前の制度を復活し、「改善意見」が出された段階で途中経過をいったん公表すれば、検定の透明度が高まり、教科書そのものへの信頼も高まる。

 日本の歴史に関して他国にお伺いを立てるような近隣諸国条項も、あわせて削除すべきだ。
本書は、そうした検定制度の「欠陥」を「修正」する起爆剤となるに違いない。

 なお、つくる会教科書の市販本「検定不合格 新しい歴史教科書」(自由社)も刊行された。

本書と併せて読むことで、教科書検定の問題点が、より明らかになるはずである。

評・松沢成文(参議院議員)

【松沢成文(参議院議員)様の投稿から頂きました。】