つくる会教科書不合格 文科省批判の前に


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月刊正論の6月号に、「つくる会教科書不合格 文科省批判の前に」という記事が載った。

この記事は既報の如く、文科省が正しいと言う間違った視点に立つ内容が希薄なトンデモ記事であった。
 しかしながら、この正論の記事が正しいと思い込み騙されてしまった友人もいるし、きちんと見抜いた友人もいる。

そのような状況の中で、月刊正論7月号に堂々の反論が「つくる会」副会長の藤岡信勝氏によってなされた。

この反論は完全に腑に落ちるものであり、月刊正論編集部の6月の記事はあり得ないものであったことが分かる。

 しかし、月刊正論は、7月号でさらなる2つの過ちを犯した。

一つ目が、表紙である。

8ページに亘る堂々の反論の論文であるにも関わらず、写真のように7月号の表紙は当該記事のPRのタイトルが伏せられている。

さも反論記事が無い様に見え不自然な扱いであり、やましい気持ちを反映しているかのようで大変残念である。

 二つ目は、編集後記の「正論編集部の考え」である。

文科省の役人が与党の国会議員に触れ回った内容と同じガセネタを書きながら「私たちの論文は文科省の受け売りではありません。

編集部が各方面に取材し執筆したものとである」と歯切れが悪い。

「月刊正論」の洞察力を持って現状の教科書検定制度を知ったのであれば、文科省の役人が何と言おうが国会議員が何と言おうが、何が正しいかを判断できたのである。

 そうすれば、読者からの「ガセ記事を書いた」、「愚論」であったとのそしりを免れたものと思う。

このように反論に対して後ろ足で砂をかけるような編集後記は読みたくもない。

オピニオン雑誌らしく素直に謝罪して然るべきである。

それが、月刊正論が読者をつかむまっとうなる生き方であろう。

【新しい歴史教科書をつくる会・藤岡 信勝 副会長の投稿から頂きました。】